独自の荒行堂で最上尊の修法道に必要な行法の研鑽を行うものであり、三宝給仕と心身錬磨を行法の第一義とし、伝統を色読させる修行を中核とします。
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最上三神の威大神力を鑽仰し、開基・報恩大師及び宗祖日蓮大聖人、経王相承修法の先師先哲の御遺戒を体し、法華経を信奉し、行学の二道を励み、自らの心を鍛えることを修行の根本として、加行精進します。
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温故知新の遺訓に従い、千二百余年の奥秘修法道の伝統を奉じ修行を成し、大慈大悲の聖旨を以て激動の現代社会に即応した実践の修法布教に、精進するのです。
2日 | 同心会。入行前に心得などをお話しします。 |
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3日 | 朝勤参拝の後、入行会。以降、自行段(布施、持戒)は大太鼓・団扇太鼓を叩きながら唱題行が中心です。 |
9日 | 自行成満会。幣束祭。以降、化他段(忍辱・精進)に入り、初行僧には撰経の書写と木剣相伝が行われます。 |
16日 | 化他成満会。水神祭。以降、報恩段(禅定・智慧)。 |
22日 | 懺悔会。伝師部を交え、反省会が行われます。 |
23日 | 成満会。 |
- 三・七日間、朝勤・昼勤・夕勤の読経や1日7回の水行を欠かさず行う苦修練行となります。
- 祈祷肝文は最上要句という独自のものです。
- 自行成満後の初子の日には大黒祭を行います。
- 日蓮宗の方だけでなく他宗派の方でも、特に尼僧の方でも入行することができるのが特徴です。
- ※「よくあるご質問」の「最上稲荷山大荒行について」もご覧ください。